危険です!「エアコンにノンフロンガスの入れ替えを勧められましたが R-600」
Q:「環境省からの指示で、2020年からエアコンにはフロンガスが使用できなくなるので、ノンフロンガスに入れ替えた方がいいですよ」と勧められましたが、本当ですか?
A:【気をつけてください! ノンフロンガス入替え勧誘についての注意喚起】
環境省が環境保全のため、電化製品のノンフロンガス化への推進を行っておりますが、それに便乗し、エアコンにノンフロンガスの入れ替えを勧める業者がおり、相談が国民生活センターに寄せられています。
手口は、『環境省からの指示で、2020年からエアコンにフロンガスが使用できなくなるので、早めにノンフロンガスへ入替ましょう!』とR-600というブタン系の可燃性のガスを勧めるようです。
これについて、環境省は「現在、使用されているエアコンに冷媒として充填されているフロン類を、フロン類以外のものに入れ替えるよう指示していることはない」としています。
エアコンに充填されている既存のガスとは違ったガスを充填して、故障したり事故があった場合、製造メーカーの保証を受けることはできません。 また、今回のR-600は可燃性のため、修理に行った作業員が思わぬ事故に遭遇することが考えられます。 非常に危険な行為なので、そのような勧誘があった場合は「お断り」することをお勧めします。